女性初エベレスト登頂成功【三春城・福島県】

お城

三春城の歴史

日本三大桜のひとつ「滝桜」で有名な福島県三春町にある三春城(舞鶴城)は、1504年(永正元年)頃に田村義顕(たむらよしあき)により築城されたと伝えられています。

田村氏は、義顕、隆顕、清顕の親子三代にわたりこの三春の基礎を築いていきますが、清顕の時代に入り、清顕の娘「愛姫(めごひめ)」を伊達輝宗の嫡子・政宗に嫁がせることで伊達氏との関係を深めていきます。そしてこれが、三春地域を実質的な伊達氏の支配、そして南奥羽制覇の基礎を固める礎となっていきます。

秀吉による奥州仕置により、会津をはじめとする南奥羽の地域は伊達正宗から蒲生氏郷の領地と代わり、向羽黒山城、猪苗代城、須賀川城など、他の会津城の支城と同様に三春城も蒲生氏が領主となります。

田村氏がこの三春の地を治めて以降、転付や改易などにより領主が伊達氏、蒲生氏、加藤氏、松下氏と代わっていきますが、1644年(正保元年)、秋田俊季(あきたとしすえ)が三春城主になると、その後は秋田氏が11代にわたり三春地方を治めます。

三春城は、1871年(明治4年)の廃藩置県による廃城令によりほとんどの建物や石垣が破却されますが、三春藩の藩校の表門であった明徳堂(焼失により再建されたもの)が三春小学校の校門として移築されています。

城名(別名)三春城、みはるじょう)(舞鶴城、まいずるじょう)
築城者田村義顕(たむらよしあき)により築城されたと伝えられている
築城年1504年(永正元年)頃
城のタイプ山城
山の名前(標高)大志多山(おおしだやま)(407.5m)
城の標高407m
城の比高約100m(三春町市街地より)

登城後記

「滝桜」や「坂上田村麻呂」の逸話などが有名な三春町ですが、実は三春町は凄い方の出身地でもあります。

世界で初めてエベレスト登頂に成功した女性

福島県三春町は、女性として世界で初めてエベレスト登頂に成功した登山家・田部井淳子(たべいじゅんこ)さんの出身でもあるのです。

2016年(平成28年)10月20日にこの世を去られましたが、世界初の女性エベレスト登頂をはじめ、7大陸最高峰(エベレスト、エルブルス、デナリ、アコンカグア、キリマンジャロ、コジオスコ、ヴィンソン・マシフ)の登頂など、世界的女性登山家として活躍されました。

田部井淳子さんの遺品は、三春町歴史民俗資料館常設展示室で観ることが出来ます。

田部井淳子さんのプロフィールは以下のリンクより御覧ください。

田部井淳子基金